ひっさびさの剣道!

 

プラハからざーーーーっと移動してドイツケルンへ。いや、、ナガカッタ・・・。

 

ケルン駅へ到着すると、いきなしアッパーをかまされたような気分になる。

ひたすら「天」を目指したドイツ・ゴシックの金字塔、ケルン大聖堂がデカデカ、いや堂々と構えている。完成当時世界最高を誇り、現在でも世界最大級の大聖堂となっている。


ケルン大聖堂の双塔の高さは157m。完成当時は人口建造物としてピラミッドを抜いて世界最高の高さを誇り、ゴシック建築としては現在でも世界最大級となる。
一本一本の尖塔にまで精緻な装飾を施し、金属を使用せずに石を積み上げて「天」を目指したゴシック建築の威容は、鉄やコンクリートで造られたビルやタワーよりもはるかに巨大で神秘的に映る。

 

「これは凄い」と口走ってしまうような、近代建築の中に堂々とそびえ立つゴシック。神秘的な雰囲気に時代や歴史を感じ、建物を見て圧巻されたのはヨーロッパへ来てバルセロナのサクラダファミリアを見て以来。むしろ外観はサクラダファミリアを抜いているんじゃないかと思うくらいにデカい、壮大。近代建築に負けないような威厳、勝ち誇った感が伝わってくる。

 

 

ケルンのドイツ語読みはコロン。これは英語の"colony"と同源で「植民地」の意味。つまり、ローマ帝国の植民市を意味している。ちなみに香水のコロンはそのままケルンの意味(フランス語でオー・デ・コロン=ケルンの水)。


このケルンに教会が置かれたのが4世紀。9世紀に建て替えられ、12世紀には神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ1世がミラノから聖遺物を持ち帰り、ケルン大聖堂に奉納する。この聖遺物は、キリストが生れた際に星に導かれてベツレヘムを訪れてその誕生を祝った東方三博士の遺骨で、これによって多くの巡礼者を集めたという。
1248年、この大聖堂は火災にあって消失してしまい、新たな大聖堂が建築されることになった。新しい大聖堂はより高く、より多くの光を求めて当時フランスから伝えられていたゴシック式で建築されることになった。

 

 

今回ケルンへ来たのは、観光ではなく剣道をやりにきた。

中国で出会った日本人とドイツ人のハーフのケイ君がここで毎週剣道をやっているんだそう。

この大聖堂の前にあるスタバで一番安いチャイ(300円くらい)を注文し、友人とSkypeをして待つ。

すると、ロンゲを短髪に切ったケイ君が登場!

あまりのスッキリように一瞬誰かわからなかった。

 

少しだけスタバで話して、ケルンを少し観光した。

まだ宿に行っていないということを伝えると、ケイ君は実家に泊めてくれるとなんとも心温かいお言葉をいただき、甘えさせてもらった。

ケイ君家族はお母さんが日本人、お父さんがドイツ人。普段はドイツ語と日本語を混ぜて話すんだそう。ケイ君は日本語もドイツ語もおまけに英語も堪能で、本当に凄いですね。

ヨーロッパには軽く3〜4カ国語を話す人がごろごろいるから、島国の日本では考えられないことです。

 

ケイ君のご両親はとても親切で、快く僕を泊めてくれました。

こんなに綺麗なお部屋に・・・本当にありがとうございます・・・。恐れ入ります・・・。

 

少しだけお母様とお話しさせていただき、ケイ君と晩ご飯を食べにケバブ屋さんへ。

ここでもケイ様がおごっていただき、ヨーロッパでは至れり尽くせりの日々が続き本当に感謝感謝・・・。

ケイサマ、ダンケシェーン^0^(=ありがとう!)

 

 

ケイ様にご飯をご馳走になったあとはいよいよ剣道場へ!!

トラムとメトロを乗り継いで30分くらいの場所にある体育館ではすでに剣道防具を持った人たちが集まっていた。

そこにはアジア人だけでなくドイツ人の方も結構いて予想外だった。やっぱり体がデカい。

そこの道場の先生に挨拶をさせていただき、先生は防具まで僕のために持ってきていただいたのだ。本当に恐縮です・・。

防具のサイズもぴったり。何年ぶりやろか、久々の剣道をまさか遠く離れた異国のドイツでするとは思ってもみなかった。

 

ウォーミングアップをして素振り、防具をつけて練習開始。この練習がなかなかキツい。

高校生の頃はまだ大丈夫なはずが、完全に体力が落ちている。みるみる体力が奪われ、自分のスタミナの無さに愕然。時間が経つごとに練習が嫌になってきた。(笑)←これでも試合に近いから軽いほうなんやってーー/^o^\

 

そして今日は試合稽古。5対5で僕は中堅をつとめさせていただき、なんと相手はドイツ人の女性・・・。マサカという事態にちょっと緊張。

そして試合が始まると、これがなかなか力強く、日本の女性と同じような剣道をする。国が違えど同じだなぁと余裕をこいていると一瞬やられそうになりなりながらも、なんとか二本勝ち。

それにしてもこんなにも弱くなったかと思うくらい体が動かなかった。相手の女性の方が覇気はあったし、集中力や気合いは負けていたんじゃないかって思う。

大将はケイ君。ケイ君は身長は変わらないものの、なかなかゴツい。失礼かもしれんけど、想像以上に強い。打撃が重くて強い。そんで正確。結果は引き分けやったけど、ケイ君なら日本でも全然やっていけるくらいの強さがあった。

 

試合が終わり、その後は自稽古(稽古をしたい相手をお互いに申請し、攻め合い有効打突を目指す、実践型の稽古)の時間。
やっぱりデカいやつは打ちが強い。重い。つばぜり合いと言って、お互いがひっついている状態(説明ヘタ?)ではぐいぐい圧される。押し返してもなかなか引かない。外国人なめたらいけませんぞと、次々と気合いの入ったドイツ人が相手に来る。形はまだ初心者に近いけど、強い。。

そして念願のケイ君との自稽古。これに限ってはボコボコと面を取られました。ケイ君・・早い!とにかく早い。一瞬の隙をも見逃さないケイ君は、週に二回ほどの稽古でよくもここまでと思わされる。

剣道のセンスが手に取るように感じられ、是非日本で道場に入って技術を磨いてほしいなぁと思う。。

 

そして最後はかかり稽古(15秒くらいで相手にどんどん打ち込んでいく練習)をして、完全に体力がなくなったくらいで練習終わり。

いやーーこんなにもしんどいとは思っても見なかったですぜ。ただ、本当に良い汗をかかせていただいたと思う。

ケイくんや先生を初め、こんな放浪者を受け入れてくれた皆様に感謝!ありがとうございます!!

 

そしてシャワーを浴びてケイ君の実家へ帰り就寝。

翌朝はケイ君がオランダ行きのバス停まで送ってくれ、そこでお別れ。

 

 

「日本人ですか?」と中国のゲストハウスでケイ君が話しかけてくれたこのご縁。

一点の出会いは一本につながっているんやなぁと実感。。だから「一期一会」という言葉はあんまり好かない。この先もずっと、ケイ君が日本に来たときも是非会ってまた剣道をしたい。

 

 

ケイ君ホンマありがとう!!!

 

 

 

 

そして僕はすっかりおっさんです\(^0^)/