オランダ事件簿。

 

【事件簿①バス事件】

 

ドイツのケルンでケイ君と別れた後、バス停でいつも通りバスを待っていた。30分遅れでバスが到着。これも基本的に定時にバスが来ないのは慣れている。いつも通りだ。

そして鞄をいつも通りバスのトランクへ預け、いつも通りiPhoneのメールで購入履歴、チケットのPDF(予約したデータ)をいつも通り見せる。

 

が。

 

「No,You must print out this ticket.(ダメだ。コピーが必要だからお前は乗せれない。)」

 

「Wait,I hava PDF in iphone.I can show you!(待て。チケットはiPhoneの中にPDFとしてある。)」

 

「NO!MUST!SORRY!(無理だ。プリントアウトは必ず必要だ。ごめ!)」

 

「NONONONONO!!I didn't know it!Because this E-mail isn't wrriten about it!plesase!!(いやいやいやいやいや!俺はそれを知らなかった。なぜならこのメールにはプリントアウトしなければならないことなんか書いていない!頼むよ!)」

 

プリントアウトが必要なら普通メールに書いてあるはず。それにいつも通り、今までも全くプリントアウトは必要なかった。携帯のPDFを見せればOKといういつも通りの流れではない!!!!ここで引き下がれば今後の予定からカウチサーフィンの約束から全てがおじゃんになる。ヤバいぞヤバイゾ・・・。

 

「HEY!PLEASE!I HAVE A PROMISE TO MEET MY MOTHER IN AMSTERDAM!(頼むぜ!俺はオランダで母親と会う約束があるんだ!)」←うそ

 

「NO!!!IF YOU GET ON THIS BUS,!YOU MUST BUY ONE MORE TICKET!!(ダメだ!もし乗りたいならもう一枚チケットを買え!)」←相手キレ気味

 

「SIRIOUSLY????!!(マジ?)」

 

「Quick!I havn't time.(早くしろ!時間がない!)」

 

ケルンからオランダまでの30ユーロ(3100円)とかなり痛いけど、後々の予定を考えると買わざるを得なかった。本当にこれぞ「泣く泣く」チケットを購入。名簿に自分の名前があるのになぜ乗れないのか。

 

そしてダッシュで慌ててバスに乗ると、なぜか運転手が自分に怒っている。一部始終を見ていた乗客も冷たい目線で僕を睨む。自分の席はとバス内を見渡すと、もう数席しか残っておらずほ満員状態。数席は空いていたけど、2列の片方の席に荷物を置いていて、「横の席いいですか?」と聞こうとすると、まるで僕が存在していないかのように知らんぷりをされる。絶対に気付いてるはずやのに、荷物をどけるのが面倒なんか。この人はいいやと後部座席の方へ行くと、やはり乗客のみんなは冷たい目線でこちらを見る。それに負けじと席を探すけど、どの席も荷物を置いている。またもや存在否定攻撃。仕方なしに運転手に聞く。

 

 

「Hey,My seat is nothing;D(自分の席がないんですけど)」

 

「Yes,That's why you bought now.(当たり前だ。今買ったからだ。)」

 

いやいやいやいや、僕はもともと買ってましたよ?でも融通の効かないバカが乗せてくれないから再購入したんやん!じゃあ絶対何があっても少なくとも一席はないとおかしいでしょ。だって予約購入やねんから・・・

 

と、目をやると一番前が二列とも空いており、どちらにも荷物がある。

 

「OK,Can I sit here?(この席は座っていい?)」

 

「NO!(ダメだ!)」

 

これ、完全にいじめやん。絶対座れる場所やのに、理由があるならまだしも何も言わずに拒否。

 

 

思わず

 

 

「FU○K!」

 

 

キレちゃいました。この言葉を聞いた乗客は「ウーーー」と汚い言葉を使いやがってアジア人がという顔で見てきたけど、うるせえ。

 

そんで再び冷たい目線を感じながらようやく席を見つけることができる。

 

やれやれと思っていると、さっき再購入させた輩がかなり怒った様子で、

 

「HEY!You have to print out on next time!!!!MUST!!!!OK???!!(おい!次から絶対にプリントアウトしてくんだぞ?!わかったな?!!)」

 

とバスに乗り込み、周りの乗客の前で大声で怒られる。

 

え・・・?

オマチクダサイナ。なんで俺が怒られるん??

 

①まず、俺は予約して先払いでクレジットで買った。

②携帯で購入証明があって座席に俺の名があるにもかかわらず乗せてもらえないから1000歩譲って再購入。

 

いいか?俺は再購入したんや。

もしこの管理人が「仕方ない、今回は見逃してやるか。」って言ってくれるなら全然怒られても良い。

でも買ったんじゃ新しくな!!!!

二倍のチケット料金+大衆の面前で恥をかかされる 

 

という

 

 

オマケ付きかゴラアアアア!!!?????

 

 

買ったなら言わんでよくね?どんだけ損なん。マジでFU・・・。。。

 

 

イライラする・・・。

 

いらいらを我慢し、とりあえずゆっくり休もうと座席を後ろに軽く倒すと、

 

 

 

ドン!!

 

 

 

ウソン・・・(笑)

ここまで連続で敵が来たら逆に笑ってしまいます。笑

そう、後ろのアホが何様やと勘違いしてるんか、座席にパンチされて「後ろに倒したら狭くなるやろ」と睨み倒してきた。

いや、権利ね。後ろに倒す 権利ですぜ!!!!!!!

 

トホホ・・・・(泣)

 

ほんまにトホホやわ。ここまできたら。

 

 

幸か不幸か、オランダまでが6時間と短い距離やったため(比較的ね)なんとか耐えることができた。

 

 

順調なヨーロッパ生活に見事にアッパーをかましてくれたこの管理人初め地獄のバス。

こんなにアウェイなバス最初で最後だろうと思うくらいの、まるで大量の油に一滴の水を垂らしたような時間でした。(意味わかる?)

 

 

 

【事件簿②鉄道事件】

 

バス地獄からようやく解放され、さっさとバスを降りて荷物を受け取り、鉄道へ乗ってホストの方のお家へ行くことに。

自動券売機にはすでに4人並んでおり、一番先頭のおばちゃんが手こずっている。5分以上あたふたしている。並んでいる人たちもどうしたら発券できるのかとおばちゃんと試行錯誤しているけど、一向に埒があかない。僕もシビレを切らしてすぐそばにいる駅員に尋ねる。

 

「We can't buy the ticket.(チケットを買えないんですけど。)」

 

「The machine is broken.Use that one.(その機械は壊れている。向こうにある券売機を使いなさい。)」

 

ほーーい。と返事をしてその旨をおばちゃんたちに伝え、問題解決。

 

いや、でもおかしいやろ。

券売機から駅員のカウンターまで右に3m。『故障中』って張り紙するなりなんかせいよっ!

 

チケットは無事購入できたものの、先ほどの壊れた券売機を見るとやっぱりまた違う人が困っていて、すぐ近くの駅員は知らんぷり。勝手にしてと言ったような表情でそのことに触れようともしない。おそらくこの悪循環は駅員が何か対策をしない限りずっと続くだろう。

 

何がムカつくって、この不親切さね。

 

教えてあげれば良いのに、なんでほっとくん?例え異文化と言えど券売機から駅員まで10mも離れてるわけじゃないんやからもっと教えてあげるとか、「潰れてるよ」って一声掛けてあげるとかしたらいいやん・・・。

 

そういう適当なところはすごく不愉快なんです・・。

 

そんで改札通って電車待ってても予定時刻より30分も遅れやがるし・・・。

 

 

【事件簿③マクドナルド事件】

 

鉄道とトラムを乗り換えて、ようやくホストのいちのせさん(日本人の方)のお家へ到着。

昔はテレビ番組の制作者だったそうで、いろんな話を聞かせていただき、もっと話したかったと少し後悔・・。

 

ちょっとだけ休んでアムステルダムに少し観光に行くことに。

が、雨。雨。雨。

 

適当に中心部の駅で降りて近くのマクドナルドに避難。

幸いWiFiが使えたのでコーヒーとハンバーガー(2ユーロ=約220円)を注文し、ネットをすることに。

 

すると、眉間にしわを寄せ踊っている店員の黒人のおばさんが、

 

「hey,you are still here?You have only 10minutes,and GO OUT!! (おい、いつまでここにいんの?あと10分後に出て行ってちょうだい!)」

 

いやいやいやいやいやいや、ぼくまだ30分しかいないですぜアネキ!!

 

「No,I've just arrived here 30minutes ago!(いや、俺は30分前に来たばかりだ!)」

 

と伝えると、

 

「No!YOU ARE STAYING 2HOURS!!!(あんたはもう2時間もいるわよよよよよ!!!)」

 

 

ははははははは!!!←笑う

 

マジか。マジかオイ。

 

ま、言われてから1時間半くらいいさせてもらって、マクドナルドを退出。

ここまで不運が続くと楽しくなってくるわ!

 

 

 【事件簿④雨男事件】

 

少しだけアムステルダム市内を歩き、夜も遅くなってきたのでいちのせさんのお家へ帰宅。

その日は就寝と。

 

翌朝、友だちとSkypeをして外出。(いちのせさん、本当に申し訳ありませんでした。)

 

が。

 

外へ出るとまさかの大雨。しかもその日一ミリたりとも止まないというオマケつき☆

 

不運の神様が祝ってくれてるぜええ!!!

 

 

【事件簿⑤トラム事件】

 

雨が止まず、アンネフランクの隠れ家へ行き、ちょっとまた街を歩いて帰ることに。

 

アンネフランクの家は普通に面白い。ずっと隠れて生活していたみたいやけど、裏部屋の位置が分かっていても、本棚を置けば裏部屋につながる扉がどこにあるかなんか全く分からない。

隠居生活がどれだけ過酷で大変だったか、実際に部屋にも入ることができて、当時の緊張感をも感じてしまう。15歳というあまりにも短すぎる生涯だったアンネフランクの日記を読むと、くじけることなく希望を忘れなかった彼女の強い思いに、本当の人間の在り方を考えさせられますよ。

 

 

で、帰りはトラムに乗って帰るけど、居眠りしちまって10分くらい乗り過ごしてしまい、目が覚めてすぐに降りた。

が、家から結構な距離に来てしまったため再度向かいのトラムを使って引き返すことに。アムステルダムのトラムは一度チケットを買うと、もう一度乗るができる。計2回。その場合は降りる際にチケットを機械に当てて認識させればもう一度乗車できる。が、寝過ごして慌てて出た上にそんなこと知らないのでチケットを機械に当てていない。どうしようか。

 

するとトラムが来て、この旨を駅員に説明。「昨日アムステルダムに着いたばかりで認証させることなど知らなかった」と。かわいく子犬のような顔で言ったのに、またもや融通が効かない。

でもほら、チケットを見ればわかるじゃん!さっき買ったんだよと伝えても、無理だと。

結局次のよく分らん駅で降ろされてしまった。

 

ええええ。

確かに俺が悪いよ今回は。でも完全に子犬のような顔したアジア人やで?旅行者って分かるやん・・。なんでこんなに融通効かんのおおお・・・。

 

 

 

【事件簿⑥帰り道事件】

 

トラムから降ろされて、線路をたよりに徒歩で30分かけて家の近所まで来ることができた。

やっとの思いで道路を渡ろうとすると、向こうから一代の軽自動車が。

確実にワタクシの方が先に道路を歩いていた。

が、むっちゃムカつく顔で、手を使ったジェスチャーでどけどけと振り払われる。むっちゃムカつく顔で・・・。優しくないなー。。。

 

まぁ道路は車の通る道ですけど、先に渡ってたのは僕なんですから少し止まってくれても・・・。

 

 

 【真犯人追求】

 

①バスチケットを再度買わされる。

②お前の席はないと予約したはずがあしらわれる。

③席に座ろうとすると誰も譲ってくれない。カバンをどけてくれない。

④責任者にバス内で大声でどなられる。

⑤席に座れてもたれようとすると後ろのオッサンに押し返される。

⑥アムステルダムに着いて切符を買おうとすると、機械が潰れていた。間近にいた駅員は無視。

⑦マクドナルドで休憩するとまだ30分しかいてないのに注意される。

⑧観光へ行こうとすると久しぶりの雨。ずっと止まない。

⑨帰りのトラムで使い方が分からなかったが、降ろされる。

⑩車道を渡ろうとすると車のおっさんにどけというような感じでジェスチャーされる。

⑪ ①〜⑩の間終始雨。笑

 

と、これだけ楽しくないことが連続で続くと、最後らへんのどうでもよいことや雨にまで不運だと感じてしまう。

もうアムステルダムには行きたくなくなります。そしてオランダ人を少し疑いたくなる。

でもそんなことないはず。オランダ人も良い人はいっぱいいる。

 

 

おそらくこれが「社会」というものなんでしょう。

社会に出たらこんなの当たり前。知らなかった奴が悪い。今まで甘い世界で生きてきたんだなぁと、そう思わないとやってけないです。

オランダは自分の両足でしっかり立てる奴じゃないと生きて行けないよと、そんな良い意味でも悪い意味でも排他的な匂いがしました。

 

 

 

 

ってことで、真犯人は社会の厳しさを知らなかったワタクシなのかなと思います。(ふぅ)

 

 

 

いちのせさん、少し居候してしまい、申し訳ありませんでした。

すごく快適なお部屋に泊めていただき、ありがとうございました。

お仕事頑張って下さいね!!

 

 

 

 

 

 

【お詫び】

 

あくまでも個人の感想ですので、オランダが大好きな方やご不快な思いをされた方には、心よりお詫び申し上げます。