この旅最大の災難という誕生日プレゼント。

 

うん。やっぱし綺麗に撮れるわ一眼レフ。

設定もいろいろできるし気持ちえーー^^!

 

ベルリンからスイスのジュネーヴへやってきました。←言葉では端的にサラッと言えるけど、ここまで来るのに一苦労。。

 

ベルリンからジュネーヴまでは、ヨーロッパで一度は乗ってみたいと思っていた列車で行くことに!!

夜行列車での移動なので、22時にベルリン駅へ向かう。自分の席番号を見てどんな部屋だろうかと胸をときめかせていると・・

 

なんと、小さな一室に椅子が6席、3席ずつ互いに向かい合わせになっている。

 

 

 

 

 

 

こんな感じやけど、実際はもっと汚くてもたれる部分なんかなく、古い長椅子が敷いてあるだけ。

 

マジか・・・まぁ安いし仕方ないか(それでも50ユーロくらい=6000円くらい)と座り、居心地よくないまま仮眠を取ることに・・。

 

ベルリンからジュネーヴまでは直通ではなく、

 

ベルリン▶ドルトムント▶バゼル(スイス)▶ジュネーヴ

 

と2回乗り換えなければならない。

 

 

ふと目が覚めて、時計を見ると夜中の4時過ぎ。4時過ぎは予定で言えばドルトムントに着いている時間。気付くと列車も止まっている。

カーテンを開けて外を見ると看板に大きく「ドルトムント」と書かれているではないか!!

 

ビックリして慌ててバックパックを棚から下ろし、列車を降りた。降りて数分後に列車は動き出した。

後から気付いたことやけど、もしあそこで目が覚めんかったら通過してしまってた。こっちの世界は教えてくれないねんなーー。乗り過ごしてたらと考えただけでゾッとする。。

 

外はめちゃくちゃ寒くて、着ている防寒着だけでは足りなかったくらい。やっぱり夜中は寒いなぁとドルトムント駅に併設する24時間営業のマクドナルドへ入って、次の列車が6時半なのでそれまでゆっくり。

 

そしてドルトムント駅からバゼル駅へ。この鉄道は先ほどの列車と一変してすごく綺麗。

ゴミ一つ落ちていない車内に綺麗なトイレまで着いている。

 

 

この列車でお昼までかけてスイスのバゼルまでいく。

車内は有料のWiFiがあったけど、誰かがフリーのWiFiを飛ばしていてくれたため無料でインターネットができた。それにそれぞれの椅子にコンセントがついているというオマケも。笑

 

 

快適な列車内もつかの間、バゼル駅で降り、今度はやっとジュネーヴ行きの列車!やっとここまで来たとホッとしていると、駅内にある電光掲示板にジュネーヴ行が表示されていない。

あれ?と思い、近くのインフォメーションで聞きに行くと、

 

「ここはバゼル駅ですけど、あなたが降りるべき駅は次のバゼル駅SBBどす。でもご安心を。ここからトラムで二駅乗り換えて、バゼルSBB駅行きの列車に乗れますので!」

 

「え?時間は??」

 

「この後5分後のトラムに乗れば予定通りジュネーヴに着きますよ!」

 

どういうこと??訳が分からんかったけど、トラムと列車、ジュネーヴまでの予定が書かれた紙を親切にも印刷してくれたのでそれを頼りにとりあえずトラムまで駆け足!!

 

がーー!!!トラムどこにあるん??!指された方角へ行ってもない!!あと3分!やべ!!人に聞くしかない!!!

 

「どこ?」

 

「あっち」

 

 

サンク!!b

 

あと1分!ダーーーーーーーッシュ!!!!

 

よし乗れた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆!(爆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ということで見事にトラムに乗り遅れました。

まぁ駅まで行けばジュネーヴ行き列車はあるだろうとトラムを乗り換えてゆっくり行くことに。

このとき冷静に考えると、僕が降りるべきだった駅は「Basel」ではなく「Basel SBB」だったみたい・・・。

 

勢い良くツッコミます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ややこしわい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅へ着いてインフォメーションへ。

もともとジュネーヴまでのチケットを購入していたけど、さらに追加料金 6000円やってーーーーーーーーーー

マジでやってられねぇよ・・・。オランダからずっと不運続きやなぁ〜・・・

 

でも今日はホストとの予定もある上にどうせ無料では行けんのやしと泣く泣く買うことに。またバゼルSBB駅まで行って乗り換えないとあかん。。

 

で、30分後に来る列車に乗って無事バゼルSBB駅へ。車内は普通かな。まぁまぁ綺麗って感じ。

 

そしてやっとこさジュネーヴ駅へ到着!!!

 

 

着いたのは午後2時過ぎ。6000円は痛かったけど、到着予定時刻とそんなに変わらずに着いた。

 

2011年の統計で、スイスは世界で5番目に物価が高いんだそう。(コチラ

ちなみに世界ランク1位はアンゴラの首都ルアンダ。2位はそう、我が日本の首都東京です。

 

3位 モスクワ (ロシア)
4位 ンジャメナ (チャド)
5位 ジュネーブ (スイス)
6位 大阪 (日本)
7位 チューリヒ (スイス)
8位 シンガポール
9位 香港 (中国)
10位 サンパウロ (ブラジル)

 

(ちなみに世界平和ランキングでもスイスは5位^^)

 

クロワッサンが一つ300円もして目が飛び出そうになったけど、味はおいしかった^^*

宿代もかなり高く、このローシーズンでも最低3000円もする。これは厳しいので僕の味方、カウチサーフィン様にオネダリして、無事ホストを見つけることができた。

 

名前はヤシュカ。日本語が得意で、会話に問題なし。ヤシュカはスイスで日本語教室の先生としても活躍していて、日程が合えばその教室にも行かせてもらうことができたけど、あいにくすぐに移動しないとダメだったので行けないままに。外国人が日本語を教える風景は見たかった。。

彼は仕事が忙しくてあんまり顔を合わせることが無かったものの、僕に鍵を預けてくれ、快く自宅に招いてくれた。日本人のような気遣いで、

 

「みそ汁あるから勝手に飲んでいいよ!」

「お風呂こっちね!」

「のどか湧いた?」

 

と、カウチサーフィンでは正直気を遣うことが多いので(笑)、彼はそんな気遣い一切無しに接することができた。綺麗なお部屋でも快適に過ごすことができた。

 

 

ヤシュカの家へ着いたのはもう夕方。日も暮れてき始めたので、近くの公園や湖沿いを散歩することに。

 

 

やっぱ一眼レフ良いわ^^計7枚だけ写真を撮って、一眼レフが手元にある喜びを噛み締めて街を闊歩^^

もう辺りは暗くなったのでヤシュカ宅へと帰り道を歩いていると、いきなり一眼レフの紐がほどけた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞き慣れない心臓に悪い音と共にカメラが地面に強く叩き付けられた。

ここでふと最悪の事態を想像してしまう。

 

カメラが壊れる。

 

まさかどれだけ不運続きでもそれはないやろうと思った。どんな悪代官もここまでの試練は与えんやろうと。だってオランダであれだけ色々あってカメラパクられて6000円も追加で払ってさ。まさか。

 

すぐにカメラを拾い、スイッチを入れる。

 

良かった。

 

レンズや画面にヒビは入ってないし、画面もきちんと作動する。

 

ふぅ、、と一応写真を撮ってみると、

 

全くモニターに写真が映らず、真っ暗。

 

でも慌てない!今は作動してないだけやろうとスーパーファミコンのカセットを思い出して、穴という穴、ネジにまで魂を注ぐような祈りと空気を送った。

 

が、ずっと真っ暗。10枚撮っても20枚撮っても同じ。

 

次第に冷や汗が増してくる。

 

もしかすると、レンズが壊れたんかな?その可能性がある。と、単焦点レンズに切り替えて撮影。

 

が、真っ暗。

 

 

 

真っ暗。

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この黒はいつも見る黒とは違って見えた。すごく不快な、息苦しい色。状況があんまり理解できない。

そこに映る自分を見ると、普段は全くかかない汗が顔中を覆い、普通に泣いてました。笑

 

そうです。今はもう平気やけど、正直に、この旅で一番の挫折と絶望感を味わった瞬間でした。

 

 

英語がうまく通じず、結局やりたいことができなかったとき。

 

相手に融通が効かず、少ない資金からお金をひねり出すとき。

 

乗りたい列車やバスに乗れないとき。

 

1時間歩いてやっとの思いで宿を見つけて、そこが満室やったとき。

 

その宿を諦めて数キロ離れた宿にたどり着くもまたもや満室やったとき。

 

 

 

そんな「うまくいかない」ことっていうのは、この旅で嫌ほど体験してきた。でもその旅に打開策や迂回策を考えて乗り越えてきた。

 

けど、

 

今回はホンマに無理やった。考えることもしんどかった。呆れる思いとか悔しさとか。絶対に紐は強く結んでたはずやのに、なんでほどけるんやろう。それも確認してなかった俺が悪いんやろか。そんな自分に対する怒りや情けなさも同時に、とにかくやりきれない思いがあふれてきた。

 

 

 

当時に送った兄弟に対するメールを今見ると、

 

「精神的に崩壊しそう。助けてくれ。」

 

って送ってた。笑 でもそんときはすごい落ち込んでたから、なんとか助言が必要やったのかも。こんなときにドラえもんがいてくれたらなぁって本気で考えたし。

 

 

 

 

ヤシュカ宅へ戻ってとりあえず兄弟に励まされて、これを乗り越えるには2つの選択があった。

 

①もう諦めて次の目的地へ進む。

②ドイツへ戻り交換してもらう。

 

かなり迷った。まずドイツへ行くとすれば、もう予約してしまったジュネーヴからミラノ行きのバス5200円を破棄することになる。その上ドイツまでのバスはなく飛行機のみ、さらにイタリアまでの飛行機代金が上乗せされる。それに今後の予定やイタリア、ハンガリー、オーストリアのホストの方とはアポがもうある。日程がずれてしまえばアポがおじゃんになる可能性も。。

かなりリスクは高い・・・。

 

でも写真は後から残るし、教師になったときにかなり活用できる道具やし。。後のこと考えれば行くしかない!!!!!

 

と、すぐにスカイスキャナーでドイツ、ベルリンまでの航空券を調べて18000円で発券。ついでにミラノまで15000円で購入。計33000円とめちゃくちゃ痛い。ちなみにこの値段はインド1ヶ月の予算で十分に賄えます。(そんなことばかり考えちゃいます。)

 

予定を確認すると、

 

3月14日 夕方の便でベルリンへ。17時着。カメラ交換。

      そして20時半の便でミラノへ。

      23時 ミラノ着。

 

 

幸いベルリンの空港はスイスから着くのもミラノ発も同じ空港。

ベルリンに着くのが17時、その日のミラノ発の2時間前には再度空港へ戻らなければならない。そう考えると再び空港へ帰ってくるのは18時半。空港からカメラ屋まで40分

つまり、17時40分にカメラ屋へ着き、18時にはカメラ屋を出てベルリン空港行きの電車に乗る必要がある。

 


 

持ち時間20分(爆)

 

 

 

 

 

もうここは賭けに出るしかない。チケット料金も時間が近づけば高くなるので、今すぐに買う方が良い。それにこの作戦が成功すれば時間は少しずれるものの、ホストの家に行く日は同じ!

よし!!これに賭けた!!!!!

 

 

 

ちなみにこの日は僕の誕生日。Facebookのウォールに送っていただいた、たくさんの方からのお祝いメッセージが何よりもの救いになりました。ありがとうございました。