1日で3ヵ国をまたぐ俺。

 

昨晩、ヤシュカにカメラの件を相談すると「友人がカメラ屋で働いているからそこへ行ってみれば?」と教えてくれたので早朝からそのカメラ屋へ行くことに。

 

実際行ってみると、物価が高いスイスの割には最新機種がドイツよりも安くて品揃えも多かった。航空券代金を合わせればココでもっと良いカメラが買える。。(そんなことばっかり考えちゃいます。)

やはり修理は難しいと。もしするなら修理センターへ送ることになるので、最低でも1週間はかかるそう。それは無理。

もうやることは再び渡独することだけ。

 

便は夕方なので、午前中はジュネーヴを観光することに。またもやデジカメの登場!(早いなぁ。。)

 

 

綺麗なレマン湖畔のある美しい都市、ジュネーブ。人口18万の小規模な町やけど、国際的に重要な機関が集結していることから、世界一小さな大都市ともいわれている。

 

ローマ時代の要所、宗教改革の中心地、時計産業の聖地、国連や赤十字発祥の地など、長い歴史の中で常に重要な役割を果たしてきた町。文化レベルが高く、個性的な美術館や博物館、史跡、名所が豊富に揃っている。

 

 

なんかデカい!

 

 

旧市街へ行くと、一際大きくそびえる一本の巨塔がある。それがサンピエール大聖堂
12世紀〜13世紀にかけて建築されたもので、ジュネーブで一番高く、旧市街のシンボルとなっている。
屋上へ続く螺旋階段は狭くて急ではあるけど、北の塔からジュネーブの市街地はもとよりレマン湖まで360度のパノラマの絶景が眺望できる。

 

 

これは綺麗。。。

一眼レフがあれば・・・(そんなことばっかり考え・・・)

 

でもこの景色はチェコのプラハに劣らない、焦げ茶の屋根で統一された旧市街、前方に輝くレマン湖畔は圧巻やった。歩いてきた道を上から眺めるのは気持ち良い。やっぱり欧州建築は画になりますね。

 

 

ところで、レマン湖畔は遠くから見ると綺麗やけど、実際近くから見たらどうなの?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題ありません隊長!\(^0^)/

 

そして空港へ!!昼食を食べることなんか忘れてしまい、そんなことよりもあの持ち時間でカメラは交換できるやろうか、店員がまた融通効かん人やったらどうしよう、ベルリンへ着く時間が大幅に遅れる可能性もある・・、ミラノ行きの便に乗り遅れたらどうしよう・・・そんなマイナスなことばかり考えちゃいます。そして失敗したことをと考えると・・・冷や汗がどんどん増す。

 

一応昨晩に電気屋へは連絡を入れた。「明日行く」と。

 

ヤシュカ宅へ戻るも彼は仕事中で家にいなかったので、荷物をまとめて置き手紙と合鍵をリビングの机の上に置いて早々に家を出た。

ヤシュカ、ありがとね!!

 

 

出発までにまだ時間があるけど、秒単位で行動。ジュネーブは素晴らしい。ヤシュカの家から空港まで電車を使用して20分(笑) 近すぎる。

 

 

到着して無事チェックイン完了。この待ち時間もいつもより長く感じる。

ゲートが開くと、まだ出発まで時間に余裕があるのに、なぜか誰よりも一番に税関を抜けて小走りで移動、搭乗口が開くのを待った。完全に焦っている自分がいる。終始失敗例ばかり考えてしまう。そら無謀と言えば無謀の挑戦やし。。

 

 

 

ようやく出発。格安航空券だったので、機内は狭く、座席番号もない。ランダムに座って行く。電気屋の店員に言うフレーズを考えて練習。なんとか英語は大丈夫そう。

ここでもう一度予定を確認。

 

 

ベルリンに着くのが17時、再び空港へ帰ってくるのは18時半。空港からカメラ屋まで40分。17時40分にカメラ屋へ着き、18時にはカメラ屋を出てベルリン空港行きの電車に乗る必要がある。

 

 

ベルリンへ近づくにつれて、緊張感がどんどん増してくる。まず「予定」時刻に着くのかが一つ目の壁。

壁はいくつもあった。

 

【壁】

①ベルリンへ予定時刻に着く。

②迷わず電気屋へ行くことができる。

③電気屋の店員との交渉がうまくいく。

④カメラを20分以内に交換。

⑤再び空港へ戻る。

⑥ミラノ行きの便に無事乗ることができる。

 

このを全て乗り越えることができるか・・壁が多すぎる。。

 

スムーズに裁いていくにはまず到着と同時にできるだけ前か後ろの扉にいることがポイント。飛行機はその二つの扉が開き、外へ出ることができる。出たら駆け足で税関へ。いつも一番をキープする必要があるー。

 

 

 

 

そしてベルリン国際空港へ到着!

 

 

 

 

着いたのは到着予定時刻より20分早く、16時40分。まずはクリア!ベルト開放のアナウンスと同時に一番後ろのドアへダーーーーーーーーーッシュ!!!!

よし、一番先頭!!早く開け早く開けええぇええええ!!!!!!!

 

ガラーー

 

 

ダッシュ!!!!!

 

 

人目なんかどうでもいい。

走り方が変でもいい。

後ろに背負うリュックが暴れ回ってても良い。

 

とにかく一番に、いや一番ではなく2位と突き放してでも先頭にいなければならない!

 

すると、向こうの方から同じく猛スピードで税関へ向かう中年のおじさんがいるじゃないか!

おそらく俺もあのおじさんも、周りから見るとなんでそんなに急いでるのか理解に苦しむだろう。

でも俺はその瞬間だけ、そのおじさんと心がつながり意気投合していたように感じる。

 

 

 

 

とにかく出来る限り急いだ。

 

が・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着時は税関なんかなく、機内に預けた荷物を受け取るだけやった。ということは一番最初に来ても、どれだけ急いでも、機内の荷物を運んで来てくれないと意味が無い。

 

 

忘れてた・・・・・・・。

 

 

結局かなりの大差をつけて1位だったものの、機内の乗客がほぼ集合してきた頃に荷物が流れてきた。

しかもこういうときに限って俺の荷物がめちゃめちゃ遅い・・・・。

 

 

 

 

 

バックパックが流れてきたのは17時、よし、まだ時間がある・・そこから記憶している電気屋のある駅へダッシュ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電気屋へ到着!時計を見ると17時40分!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

持ち時間は20分!!!

 

 

 

頼む!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『落ち着いて話そう。ゆっくりと、日本語じゃないんやから、冷静に。』

 

 

 

 

 

 

そう言い聞かせて電気屋へ入り、カメラコーナーへ。

 

 

 

 

 

 

「Hello,May I help you?(こんにちは、何か御用ですか?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交渉中、何度時計を見たやろうか。背中の汗が増し、いつもの自分とは違う。

 

 

それでも出来るだけ冷静に落ち着いて交渉した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事、カメラを交換できました。それになんとたった15分で完了。

 

 

 

 

 

 

時計は17時55分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝った。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良かった・・・。

 

 

 

分単位、秒単位での移動、本当に精神的にやられた。あの緊張感は一生忘れないやろう。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、無事にミラノへ到着、到着時刻が23時と夜もふけていたにもかかわらず、ホストのイタリア人アンドレラが車で迎えにきてくれた。

そして晩ご飯のサンドイッチを奢ってもらい、お家に案内してもらって就寝ー。

 

 

 

 

 

 

 

この日の晩は、スイス、ドイツ、イタリアの三ヵ国を本当に跨いだのか、それに新しいカメラがあること、それが不思議で、変な胸騒ぎがして眠れなかった。

 

 

でも、とにかく全てうまくいって、本当に本当に良かった・・・。